研究室の特徴とポリシー
研究の醍醐味は、「自ら考え、挑戦すること」。元村研では、その探求プロセスこそが皆さんの成長の源になると考え、自主性(自ら考えること)を大切にしています。しかし、「自主性を重んじる」イコール「放任」ではありません。
元村研では月2回の全体ミーティングを基本としながら、各自の進捗や課題に応じて、適切な頻度で個人面談を実施しています。また、元村の居室は常にオープンで、気軽に相談できる雰囲気を大切にしています。さらに、豊富な経験を持つ研究員が多数在籍しており、日常的に専門的なアドバイスを得られる環境が整っています。この重層的なサポート体制のもと、対話を重視しながら、自身の頭で考える力を育んでいきます。
2024年に新設された元村研は、まさに発展の途上にあります。しかし、独創的な研究アイデアと革新的な実験手法・ツールを数多く有しており、これらを駆使して植物科学分野における技術革新を目指しています。実際に、ラボ独自の手法やツールを活用して、国内外の10を超える研究室と共同研究を展開しています。刺激的な研究環境の中で、意欲的に取り組む人は着実に成長できるはずです。
生物学は、必ずしも「天才」である必要のない分野です。生命現象は未知で溢れており、その発見者になれるかどうかは、純粋に「誰が最初にそれを見つけ出すか」という探究の速さにかかっています。そのため、努力を重ねることで、誰もが「世界で初めての発見」という感動的な瞬間に出会える可能性を秘めています。
皆さんの真摯な取り組みが、世界の常識を塗り替えるような研究成果につながるかもしれません。あるいは、人類の知の地平を広げ、社会に大きく貢献する発見となるかもしれません。私たちは、そんな大きな夢を抱いて研究室に来られる方を歓迎し、その実現に向けて全力でサポートします。真剣に研究に取り組み、一緒に植物科学の新時代を切り拓いてくれる仲間との出会いを楽しみにしています。
募集対象と支援体制
学部生の皆さんへ
研究を始めたばかりの段階では、内容の難しさに戸惑い、何が本質的に面白いのかを理解することは容易ではありません。これは当然のことであり、ほとんどの学生が経験する過程です。だからこそ元村研では、世界の植物科学の最前線から厳選した、間違いなく「面白い!」研究テーマを用意しています。その面白さは、元村が自信を持って保証します。
このような魅力的な研究テーマであっても、最初からすべてを自分だけで考えることは困難です。そこで月1~2回、あるいは必要に応じて毎週でも面談することで、研究の進め方や論理的な思考法を丁寧に指導しながら、「自分で考える力」を育んでいきます。また、研究を進める上で不可欠な論文の読み方や必要な情報の探し方といった、実験以外の研究スキルも併せて指導します。
元村研の特徴の一つは、学生に比べてスタッフの数が多い少数精鋭のラボである点です。この環境を活かし、一人ひとりの学生に手厚いサポートを提供できる体制が整っています。たとえ1年間の研究であっても、学会発表ができるような研究成果を目指し、それが実現できるよう支援します。
元村は立命館大学生命科学部・食料バイオテクノロジー研究室(PI:竹田篤史教授)と共同で研究しています。興味をお持ちの方はお気軽に元村までご連絡ください。研究室は随時見学可能ですので、一度見学にいらっしゃることをお勧めします。
大学院進学希望の方へ(他大学からの進学も歓迎)
学部生同様、定期的な個別面談を通じて研究の方向性を一緒に考え、教員や研究員との距離が近い環境で気軽にディスカッションができます。研究に行き詰まった時も、さまざまな視点からの的確なアドバイスを受けながら、着実に研究を進めることができます。
経済面のサポートも充実しています。意外と知られていませんが、立命館大学は博士課程の学費が多くの国立大学よりも低く設定されています。さらに、成績優秀者奨学金や研究奨励奨学金など、充実した支援制度により、経済的な心配を最小限に抑えながら研究に専念できる環境が整っています。
さらに当研究室独自の支援制度として、博士進学を希望する修士学生、または博士課程の学生は、元村が獲得している「JST創発的支援事業」の創発RA制度を通じて、月額20万円近い経済支援を受けることが可能です(条件あり)。この支援は修士2年間と博士3年間の最大5年間継続することができます。また、学振DCやJST次世代(学内名:RARA学生フェロー)への申請も全力でサポートします。
このように恵まれた研究・支援環境のもと、皆さんが論理的思考を磨き、自立した研究者として成長できるよう、全力で支援します。他大学からの進学も歓迎しますので、興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。研究室見学も随時受け付けています。
博士研究員(ポスドク)
自由な発想と探究心を最大限に活かせる研究環境を提供します。自主性は最大限尊重しつつ、必要なら毎日でもディスカッションを重ねながら、さらなる飛躍のためのサポートを行います。当研究室では独自の実験試料や技術を多数開発しており、これらを活用することで研究を大きく加速させることができます。また、各人の強みを活かした新たな研究の方向性を共に探り、より魅力的な研究テーマの発見や展開を二人三脚で考えていきます。
学振PDの受け入れを歓迎します。自身の持ち込みテーマに当研究室の技術を組み込んでもらっても良いですし、元村研テーマを基盤とした研究も展開できます。また、予算状況によって研究費による雇用もできる場合があります。これまでの研究分野にとらわれず、新しい挑戦をしたい方も歓迎します。興味をお持ちの方は、一度ご相談ください。
元村への連絡先
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1 立命館大学 防災システムリサーチセンター
1階植物資源実験室2(実験室) /111号室(元村居室)
Mail: kazuki-m[at]fc.ritsumei.ac.jp
[at]を@に変えて送信してください。